SEO対策とは?
SEO対策(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンに於いて、特定のキーワードで自サイトを上位に表示させるための対策のことです。 ※Search Engine Optimizationの頭文字をとっています。
営業競争が激しい業界でもありますので、ご存知の方も多いことと思います。
日本の検索エンジンは、Yahoo! JAPANやGoogleのほか、マイクロソフトの開発したBing(ビング)、infoseek、gooなどが有名です。
YahooはGoogleの検索結果を借りて表示しているので(広告サイトは別)、基本的にSEO対策と言えば、Google対策と言ってもいいでしょう。
Google独自の評価基準(アルゴリズム)を元にホームページを診断し、高評価順に表示されます。
このGoogleですが、厄介なことに(?)、定期的にアルゴリズムを変えてきます。
通知表に例えますと、前学期まで実技の評価が高ければ、体育で「5」をもらえていたのに、「今学期からはテストの結果も重用視します!」と宣言されるようなものです。
評価される側はたまったものではありません。
慌てふためて数日前からテスト勉強に励みます。
しかも、もっと厄介なことにGoogleの場合は、「○○を重要視します」と明確に宣言をしてはくれません。
では、検索エンジンに上位表示させることなどそもそもできないのでは?
「賭け」なのでは? と思われるかと思います。
はい。ある意味では賭けかもしれません。
ですが、勝率が読める、きちんとしたストーリーのある賭けなのです。
検索エンジンは敵?見方?
検索エンジンとは誰のためのものでしょうか?
ユーザでもある私達が、簡易に情報を引き出すことのできる、とても便利なツールですよね。
時には辞書、天気予報、新聞、あの人のことが知りたい、道順は?路線は?、商品を安く購入したい、懐かしいミュージシャンのPVを見たい、等々、現代社会には必要不可欠です。
言わずもがな、検索エンジンは私達ユーザの見方です。
自社サイトを上位に表示してくれない「敵」ではありません。
ですが、ひと昔前の検索エンジンは、これほど便利ではありませんでした。
事項へ続く・・・↓
SEO対策を依頼したのに順位が上がらない!?
ひと昔前の検索エンジンは、何かを検索したくても、表示される上位サイトの殆どが、意味のないキーワードのみの羅列や無数のリンクが張られただけのページで構成されていたり。
オフィシャルなことを調べたいのに、表示されるのは個人ブログばかりだったり。
20サイト/1ページ表示で、20ページ目ぐらいでやっとそれなりの情報が得られるということは、当たり前でした。
なぜそのような使い勝手の悪いものだったのか。理由は簡単。
前述の評価基準(アルゴリズム)が判断しやすく、小手先のテクニックで上位表示が可能だったからです。
さほど関連性のないキーワードを数百、数千とページ内に書き込むことで、書き込まれたキーワードでヒットしてしまったり。
リンクを貼れば貼るほど、そのリンク元の評価が高ければ高いほど、リンク先であるサイトも上位表示されてしまったり。
今考えると、とても雑な評価基準です。
その結果、経験の浅い素人でも、若干のWEB関連の知識があれば上位表示が狙えたので、無数の「SEO対策会社」なるものが現れました。
押しの強い電話営業を受けた方も少なくはないと思います。
当時多くの「SEO対策会社」の月額保守管理費用や成果報酬額は高額でした。
完全成果報酬制の場合も、数社×複数のキーワードのうち、1つでも上位表示できれば黒字になるほど利益率の高い事業だったからです。
かげは薄くなりましたが「検索エンジン上位表示」という魔法の呪文をかざして営業をかける業者は未だ存在します。
断言します。
SEO対策をとくに前面に押し出す制作会社の制作物は、ほぼ御社の事業の戦力にはなりません。
本当に効果的なSEO対策
前述いたしましが、検索エンジンは、自社サイトを上位に表示してくれない「敵」ではなく、私達ユーザに素早く的確な情報を提供してくれる何よりの「見方」です。
そう考えると、明確にはされていないとはいえGoogle社の評価基準が見えてきませんか?
そう、「ユーザに便利で有益なサイト作り」が必要不可欠となります。
「ユーザに便利で有益と言っても、そんな漠然とした条件では・・」と思われますよね。
そこで、的確な問題定義と効果的な戦略を立て実行するのが、本物のプロの仕事です。
「metaタグの中にもっとキーワードを入れてみましょう」「バナーをたくさん設置しましょう」「地域名をもっと入れましょう」などの従来の業者のアドバイスは、とりあえず全て忘れましょう。
全ユーザの見方Googleは、そんな簡単なことでは高い評価をくれません。
逆にユーザの立場から言えば、そんな簡単なテクニックで高評価を狙うホームページを上位に表示しないでほしいですよね。
第一に、業種、ターゲット層(年齢・性別・職業等)、サービス対応地域により対策が異なります。
次に、少ないページ数でも上位表示が狙えるように、サイト全体の構成と各ページの内容には最も時間をかけましょう。
関連キーワードの入れ方も、ホームページのつくり方により異なります。
そしてデザイン。これはとても重要です。
今時のこぎれいなデザインであれば、最近よく耳にするのレスポンシブデザインであれば・・・・
いえいえ、そんな簡単なものではありません。
もちろん、ファーストインプレッションは大切ですから、高クォリティ且つ御社の事業とイメージを一目で伝える工夫は重要です。
ですが、それだけではありません。
ホームページの内容がきちんと検索エンジンに伝わるように、内部の構文も日本語の文法に従って、一行一行丁寧に書いていきます。
ブログやお知らせも、ただ更新頻度を増やせばいいというものではありません。
キーワードやリンクをむやみに挿入すればいいというものでもありません。
各種SNSや無料サービス、ポータルサイトの活用方法も、お客様により全て異なります。
このように現在の検索エンジンは、小手先のテクニックや、にわか知識だけでは、上位表示対策は不可能です。
その知識と技術力とかける手間の違いは、指先運動と全身運動の違いほどでしょうか。
ホームページ診断をご利用ください
とは言え、それだけの手間がかかるのなら費用は高額なのでは?
先ずは現在お持ちのホームページを拝見し、問題点と改善策をいくつかご提案させていただきます。
建物でいうところの基礎(土台)の部分から再構築が必要な場合もございますので、実際に査定内容をご覧いただき、じっくりとご検討をいただければと思います。
御社にとって、決して損のないご提案をさせていただきます。
→ 無料ホームページ診断はこちら
(余談)ロングテールSEO対策の推奨
以下は、検索、及び広告キーワードを選定する上での考え方の一つです。
ご興味のある方は、豆知識としてご一読いただければと思います。
ロングテールとは、インターネット上のみで起こる特殊現象です。
リアル市場の商品販売では「80対20の法則」が成立することが知られています。「売り上げの8割は、全商品の2割に依存している」という理論です。
(この理論は、商品の売買のみならず様々な現象・場面に見られます。)
これは、売り場面積や在庫の確保にかかる固定費の問題から、それを賄うだけの人気があり回転率のある商品でなければコスト的に見合わないなために起こる現象です。
ですが、インターネットの売り場面積は無限です。
この理論をネット上のキーワード上位表示に置き換えてみます。
例えば(1)「歯科」という大きなキーワードで上位表示するよりも効果的なのは、(2)「地名+歯科」(2)「インプラント+地名」などであることは明らかです。
ですが、地名によっては競合サイトが多く、上位表示が難しい場合も多々あります。
SEO対策は、上位表示の難易度によって単価(成果報酬費用)が決定します。上記の(1)よりも(2)の方がもちろん安価なのですが、地名によってはさほど変わらない金額になってしまう場合もあります。
そこで注目したいのがロングテールキーワードです。
どうしても検索数の多いキーワードに目が行きがちなのですが、年間に数件の検索数でも、高確率でクリック率の向上や集客に結び付くキーワードが存在します。
例えば歯科の場合、「子供が痛くない歯医者+地名」「腕のいい歯医者+地名」「入れ歯(インプラントではなく)+相談+地名」、などは実際に検索されているキーワードです。
一つ一つが安価で多数のキーワードでの上位表示を狙えるので、「人気のあるキーワードでの集客 < ロングテールキーワードでの集客」となる場合もあります。
ロングテールを狙うもう一つメリットは、様々なキーワードでヒットしていくことにより、人気キーワードにも影響を与え、引っ張り上げる可能性があるということです。
サイトによっては数十〜数千のロングテールが考えれます。
シークフロントでは、50キーワードから上限有りの定額でロングテールSEO対策を受けたまわりますので、お気軽にご相談ください。